2週連続優勝を狙うマーク・マクナルティ（アイルランド）に尾崎直道、青木功の2人が挑む。

　米チャンピオンズツアーは今週末（現地時間5日?7日）、トリトン・ファイナンシャル・クラシック（テキサス州オースティン、ザ・ヒルズCC）を開催。大会初日は現在賞金ランク1位のベルンハルト・ランガー（独）、同2位のローレン・ロバーツ（米）に、前週のプリンシパル・チャリティ・クラシックでプレーオフを制し、同ツアー2年ぶり通算7勝目を挙げたマクナルティの3人が同組で回る豪華な組み合わせが実現する。

　フレッド・ファンク（米）、ニック・プライス（ジンバブエ）とのプレーオフ（前週）は4ホールにも及び、最後はマクナルティがおよそ10メートルものロングパットをねじ込んで決着。「無欲の勝利！」と喜んだ。久々の勝利を手にし“勝ち方”を思い出した男が、2週連続優勝を狙っている。

　一方、ここまで今ひとつ波に乗り切れていない日本勢は、尾崎と青木の2人が出場。特に尾崎は年々出場条件が厳しさを増す同ツアーで生き残るため、何としてもシード権（賞金ランク30位以内）を確保しなければならない。現在賞金ランク36位。微妙なポジションを脱出するためにも早い時期に結果を出すつもりだ。