絶好調のアダム・スコット（豪）が得意の欧州ツアー、コマーシャルバンク・カタール・マスターズ（現地時間22日開幕、カタール、ドーハGC）で大会3勝目に挑む。

　前週の米ツアー、ソニー・オープン・イン・ハワイで最終ラウンドに猛チャージし、2位タイに食い込んだばかりのスコット。移動の疲れを見せず、元気いっぱいでディフェンディング・チャンピオンとして現地入りした。好調を維持したまま連覇を狙っている。

　今大会にはスコットも含めて世界ランクトップ50の選手が18人も出場している。08年シーズン欧州ツアー賞金王のロバート・カールソン（スウェーデン）が2年連続のビッグタイトルを目指せば、前週の南アのサンシャインツアーで勝ったレティーフ・グーセン（南ア）は復活にかける。

　また、スコットと同じようにハワイから移動したアーニー・エルス（南ア）は「ゴルフでも私生活でも色々なことを変えている。でも、精神的には同じ。ゴルフをプレーすることを楽しんでいるんだ。自信を感じているからね」と笑顔で臨む。

　さらに世界ランクNo.2のセルヒオ・ガルシア（スペイン）、アーロン・バデリー（豪）、コリン・モンゴメリー（スコットランド）らも参戦。にぎやかな中東シリーズで熱い戦いが繰り広げられるのは間違いない。