欧州、南ア両ツアー共催の南アフリカ・オープン選手権（現地時間18日開幕、南ア、ウェスタン・ケープ、パールバレー・ゴルフエステーツ）で、地元勢を中心とした強豪が激突する。

　メジャー優勝者を始め、多くの実力者を生んでいる南アのナショナルオープンでもある今大会には、メジャー3勝のアーニー・エルス（南ア）を始め、今年のマスターズ王者トレバー・イメルマン（南ア）、全米オープン2勝のレティーフ・グーセン（南ア）らが顔を揃える。

　さらに、前週勝ったばかりのリチャード・スターン（南ア）、オーストラリアン・オープンを制し帰国したティム・クラーク（南ア）ら、好調の2人も登場。地元勢にとっては大切なトーナメントであることがよく伝わってくる。

　中でもイメルマンは特別な存在だ。南ア勢としてマスターズを制したのは1978年のゲイリー・プレーヤー以来30年ぶりとあって、ファンに待ち望まれている。

　また、すでに09年シーズンが始まっている欧州ツアーのメンバー達も乗り込んできた。リー・ウェストウッド（英）、ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、ジャスティン・ローズ（英）、ダレン・クラーク（北アイルランド）。クリスマス直前の南半球での戦いは激しいものになるに違いない。