米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、ジェルド-ウェン・トラディションは現地時間17日、オレゴン州ベンドのクロスウォーターGC at サンリバー・リゾートで最終ラウンドを行った。首位に4打差4位タイでこの日をスタートした尾崎直道は、1番から3連続バーディを奪う好調な滑り出し。だが、4番のボギーで一歩後退すると、8、9番でも連続ボギーを叩き、バックナインに入ってからもズルズルとスコアを落としてしまう。

　結局、4バーディ、6ボギーの2オーバー74で通算10アンダー。優勝者とは9打差の14位タイに終わり、がっくりと肩を落とした。

　優勝争いは、首位でスタートした52歳のフレッド・ファンク（米）が3つスコアを伸ばしてそのまま突っ走り、通算19アンダー。マイク・グッデス（米）に3打差をつけて逃げ切った。

　ファンクは首、背中、ヒザに故障を抱えながらも、これを克服してメジャータイトルを獲得。チャンピオンズツアーとレギュラーツアーの両方で戦い続けてきたが、来季はレギュラーに専念することを宣言した。

　通算14アンダー3位タイにはジェイ・ハース（米）とトム・ワトソン（米）が入った。初の賞金王を狙うベルンハルト・ランガー（独）は通算11アンダー7位タイに終わっている。また、もう一人の日本勢、倉本昌弘は通算6アンダー29位タイ。