海外男子
M.レアード混戦を制し、念願の初V達成!
2009年10月19日(月)午前11:20
賞金ランク134位のマーティン・レアード(スコットランド)が3人でのプレーオフを制して初の栄冠に輝いた。
母国の英雄で欧州ツアー賞金王に輝くこと8回のコリン・モンゴメリー(スコットランド)さえ成し遂げたことがない米ツアー優勝。それを弱冠26歳の若者が成し遂げたのだ。現地時間18日に最終ラウンドを迎えた同ツアーのフォールシリーズ第2戦、ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン(ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン)は稀に見る大混戦の中、通算19アンダーでレアードの他、チャド・キャンベル(米)、ジョージ・マクニール(米)の3人が首位に並び、決着はプレーオフにもつれ込んだ。
18番で行われたサドンデス1ホール目は3人がパーで並び、2ホール目(17番)へ。ここで今年のマスターズでも3人のプレーオフで最初に脱落したキャンベルがボギーを叩いてアウト。3ホール目はレアード、マクニールの2人が再び18番に戻って死闘を繰り広げる。
昨年シードぎりぎりの賞金ランク125位で今季の出場権を得たレアードはツアー未勝利。対するマクニールは2年前の今大会で優勝しており、経験からいえばマクニールの方に分がある展開。ところがマクニールの第2打は池にこそつかまらなかったものの、スタンスがとれずに靴を脱いでズボンをまくり上げ、水の中に足を漬けて第3打を打つはめに。それが寄らず2パットのボギーとする間に、レアードが3メートル強のバーディパットを沈めて決着をつけた。
夕暮れ迫るコースでトロフィを掲げ満面の笑みを見せたレアード。これまでは来季の出場権確保が最大の目標だったが、この優勝で今後2年間はシードを気にせず伸び伸びとプレーすることが出来る。レアードが真価を発揮するのはこれからだ。
その他、この日9アンダー62と爆発したジム・フューリック(米)が通算18アンダーまでスコアを伸ばし、前日の32位タイから4位タイにジャンプアップ。同じ4位タイにジェフ・クローク(米)が入り、今大会がプロとしてのPGAツアーデビュー戦となった20歳の将来のスター候補リッキー・ファウラー(米)はスコアを3つ伸ばし、通算16アンダーで7位タイに食い込んだ。しかし首位タイからスタートした地元出身のルーキー、スコット・ピアシー(米)は上がり2ホール連続で池につかまってダブルボギーを連発。結局通算15アンダーで14位タイにとどまった。
また日本勢唯一出場の今田竜二は出だしの2連続ダブルボギーでつまずき、それ以上5バーディで盛り返したものの、イーブンパー71に戻すのが精一杯。通算7アンダーは58位タイで4日間の競技を終了した。
母国の英雄で欧州ツアー賞金王に輝くこと8回のコリン・モンゴメリー(スコットランド)さえ成し遂げたことがない米ツアー優勝。それを弱冠26歳の若者が成し遂げたのだ。現地時間18日に最終ラウンドを迎えた同ツアーのフォールシリーズ第2戦、ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン(ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン)は稀に見る大混戦の中、通算19アンダーでレアードの他、チャド・キャンベル(米)、ジョージ・マクニール(米)の3人が首位に並び、決着はプレーオフにもつれ込んだ。
18番で行われたサドンデス1ホール目は3人がパーで並び、2ホール目(17番)へ。ここで今年のマスターズでも3人のプレーオフで最初に脱落したキャンベルがボギーを叩いてアウト。3ホール目はレアード、マクニールの2人が再び18番に戻って死闘を繰り広げる。
昨年シードぎりぎりの賞金ランク125位で今季の出場権を得たレアードはツアー未勝利。対するマクニールは2年前の今大会で優勝しており、経験からいえばマクニールの方に分がある展開。ところがマクニールの第2打は池にこそつかまらなかったものの、スタンスがとれずに靴を脱いでズボンをまくり上げ、水の中に足を漬けて第3打を打つはめに。それが寄らず2パットのボギーとする間に、レアードが3メートル強のバーディパットを沈めて決着をつけた。
夕暮れ迫るコースでトロフィを掲げ満面の笑みを見せたレアード。これまでは来季の出場権確保が最大の目標だったが、この優勝で今後2年間はシードを気にせず伸び伸びとプレーすることが出来る。レアードが真価を発揮するのはこれからだ。
その他、この日9アンダー62と爆発したジム・フューリック(米)が通算18アンダーまでスコアを伸ばし、前日の32位タイから4位タイにジャンプアップ。同じ4位タイにジェフ・クローク(米)が入り、今大会がプロとしてのPGAツアーデビュー戦となった20歳の将来のスター候補リッキー・ファウラー(米)はスコアを3つ伸ばし、通算16アンダーで7位タイに食い込んだ。しかし首位タイからスタートした地元出身のルーキー、スコット・ピアシー(米)は上がり2ホール連続で池につかまってダブルボギーを連発。結局通算15アンダーで14位タイにとどまった。
また日本勢唯一出場の今田竜二は出だしの2連続ダブルボギーでつまずき、それ以上5バーディで盛り返したものの、イーブンパー71に戻すのが精一杯。通算7アンダーは58位タイで4日間の競技を終了した。








