終盤の3連続バーディが、ジェイ・ハース(米）に大きな勝利をもたらした。

　米チャンピオンズツアー、ザ・プリンシパル・チャリティ・クラシック最終ラウンド（現地時間1日、アイオワ州ウェスト・デスモインズ、グレンオークスCC）。首位のニック・プライス（ジンバブエ）に2打差の8位タイからスタートしたハースは、前半2つのバーディで優勝争いに食い込んできた。

　さらに11番でバーディ。大詰めの14番からは3連続バーディと怒涛の攻撃を見せ、通算10アンダー。最終ホールでボギーを叩いたプライスに2打差。この日4アンダー67で回ったアンディ・ビーン（米）に1打差をつけて大会連覇を果たした。

　先週行われたメジャー、シニアPGA選手権でも優勝したハースはこれで賞金ランキングもベルンハルト・ランガー（独）を抜き首位に浮上。一方、同ツアー初優勝を目指したプライスは、首位で最終日を迎えながら、またしてもお預けをくらってしまった。

　日本勢は最初から最後までいいところがなく、倉本昌弘が通算2オーバー50位タイ、青木功が通算3オーバー54位タイ、尾崎直道が通算5オーバー62位タイで大会を終えている。