青木功がイーグルを奪って見せ場を作ったが、日本勢はスタートダッシュならなかった。

　米チャンピオンズツアーのリージョンズ・チャリティ・クラシック（アラバマ州フーバー、ロバート・トレント・ジョーンズ・トレイル at ロスブリッジ）が現地時間の16日開幕した。ツアー屈指の巨漢、アンディ・ビーン（米）が飛ばしだけでなくグリーン上でも冴えたプレーを見せて7アンダー65をマーク。マイク・グッデス（米）とともに首位を分け合った。

　1打差の単独3位に、前週レギュラーツアーのザ・プレーヤーズ選手権で健闘が目立ったベルンハルト・ランガー（独）が続いたが、今大会3連覇を狙うブラッド・ブライアント（米）はイーブンパー72の平凡なスコアで34位タイと出遅れた。

　日本勢は青木功がブライアントと同じイーブンパー72、34位タイにつけたのが最高。この日10番からスタートし、中盤の18番ではセカンドショットを直接カップにねじ込むスーパープレーを見せてイーグル奪取に成功したが、ボギーも5つ叩く出入りの激しいゴルフでイーブンパーに止まった。

　ノーシードの倉本昌弘は3バーディ、4ボギーの1オーバー73で45位タイからのスタート。尾崎直道はダブルボギー1個、トリプルボギー1個の6オーバー78と大乱調。71位タイと下位発進で、第2ラウンド以降の巻き返しに期待するしかなくなった。