その他
さくら9位タイ、藍14位タイ! 優勝はL.ホール
2008年2月11日(月)午後0:15
横峯さくらが得意クラブのドライバーを武器に、世界の強豪相手にトップ10に食い込んだ。
現地時間10日、豪州、欧州両女子ツアー共催のANZレディース・マスターズ(豪州、ロイヤルパインズ・リゾート)は最終ラウンドの競技を終了。首位タイに5打差の通算3アンダー30位タイでスタートした横峯は、4つあるパー5すべてでキッチリとバーディを奪取した。オーバースイング気味だった子供の頃からの癖を、オフの間にコンパクトに改造。正確性アップに努めた効果が早速出て、4アンダー68で回り、通算7アンダー9位タイに入った。
ショットが安定したことで自信もアップ。強風に見舞われたこの日のコンディションでもピンを狙う攻撃力を見せつけて、好結果に結びつけた。「日本の開幕前に良い経験ができました」と、スッキリした表情で振り返った横峯。この経験を糧に、今年こそ国内賞金女王を狙う。
一方、次週に控えた米ツアー開幕直前の大会に挑んだ宮里藍も、笑顔で大会を終えた。米ツアー2年目となった昨年後半はスランプに陥り、上半身と下半身がバラバラになっていたが、不安を抱えていたドライバーショットがまずまずの出来。この日は1アンダー71止まりで通算6アンダー14位タイだったが、それでも3日間アンダーパーでプレーして自信を取り戻した。「去年の終盤に比べると天と地の差です」と白い歯を見せ、米ツアー3年目に向けて胸を張った。
優勝争いは首位タイに1打差の4位タイで出たリサ・ホール(英)が、6アンダー66でラウンドして通算13アンダーで先にホールアウト。同じスコアで18番を迎えた最終組のシン・ヒョンジュ(韓)を待った。シンはここで1メートルのパーパットを外す痛恨のボギーを叩き、ホールの優勝が決まった。シンのプレーを見つめていたホールは「信じられなかった。ゴルフでは何が起こるかわからないけど、スリルがあった」と、驚きながらも勝利の美酒に酔った。
シン、タミー・ダーディン(豪)と並ぶトップタイでスタートし、2週連続Vと大会連覇を狙ったカリー・ウェブ(豪)は、ティーショットが乱れて通算10アンダー5位に終わっている。
日本勢でもうひとり、予選を通過した櫻井有希は通算1アンダー44位タイ。5位タイと大健闘した前週のMFS全豪女子オープンに続く賞金獲得と、大きな成長ぶりをみせつけた。
現地時間10日、豪州、欧州両女子ツアー共催のANZレディース・マスターズ(豪州、ロイヤルパインズ・リゾート)は最終ラウンドの競技を終了。首位タイに5打差の通算3アンダー30位タイでスタートした横峯は、4つあるパー5すべてでキッチリとバーディを奪取した。オーバースイング気味だった子供の頃からの癖を、オフの間にコンパクトに改造。正確性アップに努めた効果が早速出て、4アンダー68で回り、通算7アンダー9位タイに入った。
ショットが安定したことで自信もアップ。強風に見舞われたこの日のコンディションでもピンを狙う攻撃力を見せつけて、好結果に結びつけた。「日本の開幕前に良い経験ができました」と、スッキリした表情で振り返った横峯。この経験を糧に、今年こそ国内賞金女王を狙う。
一方、次週に控えた米ツアー開幕直前の大会に挑んだ宮里藍も、笑顔で大会を終えた。米ツアー2年目となった昨年後半はスランプに陥り、上半身と下半身がバラバラになっていたが、不安を抱えていたドライバーショットがまずまずの出来。この日は1アンダー71止まりで通算6アンダー14位タイだったが、それでも3日間アンダーパーでプレーして自信を取り戻した。「去年の終盤に比べると天と地の差です」と白い歯を見せ、米ツアー3年目に向けて胸を張った。
優勝争いは首位タイに1打差の4位タイで出たリサ・ホール(英)が、6アンダー66でラウンドして通算13アンダーで先にホールアウト。同じスコアで18番を迎えた最終組のシン・ヒョンジュ(韓)を待った。シンはここで1メートルのパーパットを外す痛恨のボギーを叩き、ホールの優勝が決まった。シンのプレーを見つめていたホールは「信じられなかった。ゴルフでは何が起こるかわからないけど、スリルがあった」と、驚きながらも勝利の美酒に酔った。
シン、タミー・ダーディン(豪)と並ぶトップタイでスタートし、2週連続Vと大会連覇を狙ったカリー・ウェブ(豪)は、ティーショットが乱れて通算10アンダー5位に終わっている。
日本勢でもうひとり、予選を通過した櫻井有希は通算1アンダー44位タイ。5位タイと大健闘した前週のMFS全豪女子オープンに続く賞金獲得と、大きな成長ぶりをみせつけた。