来年のマスターズで、久々にビッグ3の競演が実現する。

　大会初日の出場選手がスタートする前に、歴代優勝者のうち選ばれたものがオナラリー（名誉）スタートという“始球式”のようなものを行う、。昨年からアーノルド・パーマー（米）とジャック・ニクラウス（米）の大御所2人が大会開始を高らかに宣言していたが、ここに来年はゲーリー・プレーヤー（南ア）も加わるようだ。

　かつてビッグ3と呼ばれた3人が持っているグリーンジャケットの総数は13枚。最後に3人でオーガスタナショナルGCをプレーしたのは2001年の予選ラウンドだっただけに、往年のファンには見逃せないものになるはずだ。

　オナラリースターターの慣例は1963年に始まり様々な選手が行ってきた。そして、3人が揃うのはいずれも今は亡きジーン・サラゼン（米）、サム・スニード（米）、バイロン・ネルソン（米）がプレーした1999年以来となる。スーパースター3人の競演だけに、来年の大会の開催が今から待ち遠しい。（STATS-AP）