米大リーグ、アトランタブレーブスの元ピッチャー、ジョン・スモルツ（米）のネイションワイドツアーデビューはほろ苦いものとなってしまった。

　PGAツアーの下部組織であるネイションワイドツアー、サウスジョージア・クラシック（現地時間28日?5月1日／ジョージア州、キンダルー・フォレストGC）でプロデビューを飾った43歳のスモルツは、第1ラウンドで12オーバー84を叩いた後、荒天のため2日かかって消化した第2ラウンドでも15オーバー87と乱れ、通算27オーバーで予選ラウンドを終了。出場147人中最下位に沈み、カットラインに27ストローク足りないぶっちぎりの予選落ちに終わった。

　スモルツはメジャーリーグ時代のほとんどをアトランタブレーブスでプレー。通算200勝150セーブを記録した大投手。引退前にはボストンとセントルイスでプレーしたが2009年以降解説者に転身。今大会へは主催者推薦による出場だった。