欧州ツアーの中東シリーズ第3戦コマーシャルバンク・カタール・マスターズが現地時間3日、カタールのドーハGCを舞台に開幕。ディフェンディング・チャンピオンで2008年の同ツアー賞金王、ロバート・カールソン（スウェーデン）が得意の中東大会で連覇を狙う。

　昨季最終戦のドバイ世界選手権でも優勝しているカールソン。「中東シリーズは他の試合に比べて僕のようなロングヒッター有利のセッティングだからね。今回のドーハGCでも過去に良いプレーができたから大好きさ」と笑顔で連覇に意欲を見せている。また、昨季賞金王のマーティン・カイマー（独）、現世界ランクNo.1のリー・ウェストウッド（英）、世界上位ランカーのポール・ケイシー（英）、イアン・ポルター（英）など強豪が出場する。

　その他、現在世界ランク7位のスティーブ・ストリッカー（米）が中東シリーズに参戦。「エキサイティングなところだね。想像と違って大都会だけどホスピタリティは素晴らしい。今大会にはウェストウッド、カイマーをはじめ世界ランク上位選手がいるから（現在の7位より上の）5位か6位になるチャンスもある」と意気込み十分だ。