地元勢がタイトルを守るか? 2017年のR.マキロイは南アでスタート
2017年1月12日(木)午後1:54
欧州&南アサンシャインツアー共催のSAオープン選手権は現地時間12日、南アフリカのグレンダワーGCを舞台に開幕。両ツアーともに新年一発目のトーナメントということもあり、選手たちも高いテンションを持って挑むことになりそうだ。
昨年大会は連日のサスペンデッドとなりながら、地元の新人・ブランドン・ストーン(南ア)がタフな戦いを制し優勝。一昨年にサンシャインツアータイトルを達成していたストーンは、この勝利で欧州ツアー参戦1年目にして初優勝。22歳と265日での大会制覇は、1997年に欧州ツアーとの共催になって以来最年少での優勝となった。
ストーンはその後この勝利を足掛かりにし、昨年末に行われた欧州ツアーの2016-17シーズン初戦・アルフレッド・ダンヒル選手権で後続に7打の差をつけてV。ツアー2勝目を達成し、2016年を大成功という形で締めてみせた。
地元南ア勢にとってはただの1勝以上の重みを持つ母国オープン。アーニー・エルス、レティーフ・グーセンらベテランの域に達した歴代チャンピオンをはじめ、ストーンら若手選手たちもまた、故郷に錦を飾ろうと意気込んでいるはずだ。
また今年は2009年大会以来(3位タイ)、久しぶりにローリー・マキロイ(北アイルランド)が参戦予定。ここ数年はアブダビで新しい年を迎えていたが、今年は少し早いスタートとなった。気になる初日はディフェンディング・チャンピオンのストーン、ジョージ・クッツェー(南ア)と同組でスタートする。