本命のシャール・シュワーツェル（南ア）が逆転で南アフリカシリーズ第3戦を制した。

　南アフリカのサンシャインツアーと共催の欧州ツアー今季第3戦、アフリカ・オープン（南ア、ウェスタン・ケープ、イースト・ロンドンGC）は現地時間の10日、最終ラウンドを終了。この日4位タイからスタートしたシュワーツェルが6アンダー67をマーク、通算20アンダーまでスコアを伸ばし欧州ツアー4勝目を挙げた。

　前日トップタイのトーマス・エイケン（南ア）とトレバー・フィッシャーJr.（南ア）はスコアを伸ばせず、エイケンが1打差の2位、フィッシャーJr.は3打差の4位タイに終わっている。

「今日は一日を通して良いプレーが出来た。ほとんどミスらしいミスもなかったしね。でも最後はちょっと締まらなかった。あそこがバーディだったら完璧だったのに」と17番までに7つのバーディを量産しながら、最終ホールでボギーを叩いたことを悔やしがったシュワーツェル。

　サンシャインツアーNo.1プレーヤーの彼だが、これで欧州ツアーの賞金ランクも現時点で1位に浮上。2010年はシュワーツェルにとって飛躍の年になりそうだ。