現地時間25日に戦いの火ぶたが切り落とされる欧州男子ツアーのオープン・デ・アンダルシア・デ・ゴルフ（スペイン、マラガ、パラドール・デ・マラガ・ゴルフ）。今大会を終えた時点で世界ランク上位50名に4月2週に開催されるマスターズへの出場権が与えられるため、現在同ランク60位のルイス・ウーストハウゼン（南ア）、同66位のアレクサンダー・ノレン（スウェーデン）らが必勝態勢で挑む。

　今年に入って南アで4試合、中東で3試合、インド、マレーシア、モロッコの世界各国で試合を行ってきた同ツアーが、ようやく欧州の舞台で幕を開ける。メジャーへの切符を巡る戦いに注目したい。

　また、2018年のスペイン開催が決まったライダーカップのセレモニーが23日に行われた。その席に登場したのが、全英オープン3勝、マスターズ2勝の圧倒的な強さと、強烈なプレーぶりで大人気だったセベ・バレステロス（スペイン）だ。脳腫瘍との闘病生活を送っているものの、何かあるたびに表舞台に現れ、母国のゴルフ界に様々な形で貢献してきた。今回もマスターズ2週前ということで主力選手が渡米してしまい、やや寂しいツアーを裏からサポート。話題を作って盛り上げている。（STATS-AP）