大会連覇を狙うトム・カイト（米）や前週のメジャー大会ジェルド-ウェン・トラディションで優勝を飾ったマイク・リード（米）ら強豪揃いのフィールドに、青木功、尾崎直道の日本勢が挑む。

　米チャンピオンズツアーは現地時間28日から3日間に渡り、ボーイング・クラシック（ワシントン州TPCスノコルミー・リッジ）を開催。シーズンも終盤に入り、そろそろシード権が気になるところだが、現在賞金ランク41位の尾崎はトップ30入り（シード入り）を見据え必死の戦いを続けている。しかし今季はここまで思うような成績が残せず、トップ10入りは5月に1回あるだけ。平均ストロークなどのデータを見ると決して悪くはないのだが、3日間を通して好スコアを揃えることが出来ていないのが現状だ。今週こそスタートで出遅れることなく、ミスを最少限に抑えるゴルフに徹したい。

　その他の出場者は、前週リードとプレーオフを戦い惜しくも敗れたジョン・クック（米）、メジャーではここ2試合トップ10入りを逃しているベルンハルト・ランガー（独）、前週トップ5入りしているフレッド・ファンク（米）など、今週も実力者が目白押し。果たしてメジャー明けの大会で栄冠に輝くのは誰だ？