現在の女子ゴルフ界をリードしている韓国勢の草分けとなったベテラン、朴セリ（韓）が3年ぶりの米女子ツアー優勝でロレックスランキング（女子世界ランキング）を駆け上った。

　先週の同ツアー、ベル・マイクロLPGAクラシックで復活の美酒に酔った朴は、米国時間17日発表の最新ランキングで48位から22位に急浮上した。朴はかつて、LPGAツアーに彗星のように現れてツアーを席巻。その活躍に影響を受けて育ったパルパル世代（88年生まれ インビー・パーク、申智愛ら）と呼ばれる後輩達に、改めて強烈な存在感を示した。

　1位申智愛（韓）、2位宮里藍の上位2人に変動はないが、朴と優勝争いをしたスーザン・ピーターセン（ノルウェー）が4位から3位にランクアップ。ヤニ・ツェン（台）が4位に後退した。

　他の日本勢は、フンドーキンレディースで国内ツアー今季初優勝を遂げた横峯さくらが14位、有村智恵が16位でいずれも前週までと変わっていない。諸見里しのぶは21位、上田桃子は27位に後退している。