米女子ツアーのLPGAコーニング・クラシックで好成績を残した宮里藍と宮里美香の2人が、米国時間25日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）を駆け上がった。

　首位タイで最終日を迎え、最後は失速したものの、自己ベストの単独4位に食い込んだ宮里（美）は、130位から一気に50人以上をゴボウ抜き。79位に躍進した。また、米ツアー4年目の宮里（藍）も、決勝ラウンドで順位を上げて5位タイフィニッシュ。これが効いて35位から28位へランクアップした。

　その激戦を制したヤニ・ツェン（台）は、ロレーナ・オチョア（メキシコ）に続く2位の座を堅守し、最終日の猛攻で2位タイに入ったポーラ・クリーマー（米）は2ランクアップの3位。この影響をうけてクリスティー・カー（米）が4位、申智愛（韓）も5位へとそれぞれ1つずつ順位を落としている。

　日本勢は、先週と変わらず15位の不動裕理が最高位で、1ランクアップの横峯さくらが20位。上田桃子は26位のまま変わっていない。