昨年から続く一連の不倫騒動でタイガー・ウッズ（米）のスポンサーが次々に降板する中、大手コンピュータゲームブランドのEAスポーツがタイガーを起用した新コマーシャルを作成。NBAファイナル第2戦（現地時間6日）の放送中にオンエアされる。

　タイガーを看板キャラクターとしてテレビゲームを製作してきたEAスポーツは、この度『タイガー・ウッズ・PGAツアー11』を発売予定。今回の新作では従来にはなかった“ライダーカップ・チームモード”が採用され、コマーシャルの中ではリッキー・ファウラー（米）、イアン・ポルター（英）、エドアルド・モリナリ（イタリア）ら他のプロゴルファーも取り上げられている。

　出場自粛後のツアー復帰戦となったマスターズでは、メインスポンサーであるナイキが白黒のコマーシャルを放映。タイガーの人生の師でもある父、故・アール氏の「タイガー、お前は何を学んできたんだ」という声が響く中、無言のタイガーが映し出されるというものだった。

　タイガー自身はマスターズ以降の試合で結果が残せず、首の故障も抱え苦しい戦いが続いているが、一足早くコマーシャルで元気な表情を見せてくれそうだ。（STATS-AP）