今季2番目のメジャー、全米オープン（6月16?19日、メリーランド州コングレッショナルCC)にディフェンディング・チャンピオンとして挑むグラエム・マクドウェル（北アイルランド）が、コースの下見を済ませていることがわかった。

　ぺブルビーチGL(カリフォルニア州）で行われた昨年大会で、1970年のトニー・ジャクリン（英）以来、40年ぶりの欧州勢優勝を飾ったマクドウェルは、大会連覇に意欲満々だ。18ホールをじっくりとプレーして攻略法を吟味。

「全米オープンはいつも正確性が大事だけど、ここでは距離も本当に大切だと言うことがわかった。あと2か月近くある、これまであまり調子がいいとはいえなかった。特にロングゲームがね。でも、よくなるように頑張るよ」と、言い残したマクドウェル。メジャータイトルを防衛するべく、作戦を練り直しているようだ。