昨季の米男子ツアー賞金王、マット・クーチャー（米）が今季も絶好調だ。

　開幕から3試合すべてに出場しているクーチャーは、いずれもトップ10入り。昨シーズンの終盤から11試合連続でトップ10入りを果たしている。

　タイガー・ウッズ（米）が今季初戦に選んだ現地27日開幕のファーマーズ・インシュランス・オープン（カリフォルニア州、トリーパインズGC）は欠場するが、こちらは過去4回出場して3回予選落ちしている相性の悪い大会。それだけに同大会欠場は格好の息抜きとして、ツアーに戻ってからもクーチャーの快進撃は続きそうだ。

　フェデックスカップシリーズが始まって以来、影の薄くなってしまった賞金王タイトルだが、久々に若い王者が生まれたことをツアーはもう少しアピールするべきだったかもしれない。