国内男子ツアーの今季公式戦第3戦、日本オープンゴルフ選手権で大逆転優勝を飾った韓国出身の金庚泰（キム・キョンテ）が、米国時間18日発表の最新世界ランキングで15人をゴボウ抜き。48位に浮上した。

　最終日に7アンダー64のコースレコードをマークした金庚泰は、これで国内メジャー初優勝。63位から一気に、トップ50入りを果たした。また、同大会2位の藤田寛之が11ランクアップして63位に急浮上。52位と1ランクダウンの石川遼、61位と現状維持の池田勇太らに迫る勢いを見せている。

　なお、米ツアーのフォールシリーズ第3戦、フライズ・ドットコム・オープンでイーグル攻勢により優勝した47歳のベテラン、ロッコ・メディエート（米）は、229ランクアップして221位に躍進。同大会6位タイと健闘した今田竜二も、229位から210位へと順位を上げた。また、欧州ツアー、ポルトガル・マスターズ優勝のリチャード・グリーン（豪）が、46ランクアップして64位となっている。

　上位陣では、1位タイガー・ウッズ（米）、2位リー・ウエストウッド（英）、3位フィル・ミケルソン（米）らに変動はなかったが、アジアンツアー、イスカンダール・ジョホール・オープンで2年ぶりに勝利の美酒を味わったパドレイ・ハリントン（アイルランド）が、22位から19位へとランクアップしている。