PGAツアーの今年度最優秀選手賞（プレーヤー・オブ・ザ・イヤー）と新人賞（ルーキー・オブ・ザ・イヤー）が現地時間の18日、ティム・フィンチェム同ツアー会長から発表され、タイガー・ウッズ（米）とマーク・リーシュマン（豪）がそれぞれ栄冠に輝いた。

　タイガーにとって同賞受賞は2007年以来10度目の快挙。プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの受賞者にはジャック・二クラウストロフィが授与される。

　リーシュマンはルーキー・オブ・ザ・イヤーが開設された1990年以来、初のオーストラリア人での受賞者。2008年はアンドレス・ロメロ（アルゼンチン）が同賞に輝いており、2シーズン連続で米国人以外が受賞するのは、1993年のビジェイ・シン（フィジー）、1994年のアーニー・エルス（南ア）以来となる。

　今季タイガーは17試合に出場し6勝を挙げトップ10入り14回。フェデックスカップ王者にも輝いている。左ひざの故障で8か月のブランクがありながらそれを乗り越え、タイガーありきを見せつけたシーズンの実績が高く評価され、フィル・ミケルソン（米）、スティーブ・ストリッカー（米）らを抑えての受賞となった。

　また26歳のリーシュマンはプレーオフシリーズのBMW選手権で2位タイに入るなど度々優勝戦線を賑わし、ルーキーでは唯一人ザ・ツアー選手権出場（トップ30のみに出場が許される）を果たしている。