フェデックスカップポイントランク1位のスティーブ・ストリッカー（米）が出遅れた。

　前週行われた米男子ツアーの同カッププレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権で逃げ切りVを飾ったストリッカーは、現地時間10日に開幕したBMW選手権（イリノイ州レモント、コグ・ヒルGC）第1ラウンドで、2バーディ、3ボギーの1オーバー72とふるわず。スチュワート・シンク（米）、マイク・ウィアー（カナダ）、レティーフ・グーセン（南ア）のメジャーチャンピオンらと並び39位タイからのスタートを余儀なくされた。前週の勝利でタイガー・ウッズ（米）を抜き、同ランク1位に浮上したが、この日は3アンダー68（5位タイ）と好調だったタイガーに対し、出遅れたストリッカーはパットの不調がスコアに直接反映した格好だった。

　その他、大物ではフィル・ミケルソン（米）とセルヒオ・ガルシア（スペイン）がイーブンパー71で29位タイ。完全復活を目指すアーニー・エルス（南ア）は1バーディ、5ボギーで4オーバー75を叩き、出場69名中59位タイと下位からの発進となった。

　尚、同カップポイントランク64位のボブ・エステス（米）が第1ラウンド終了後に腰の痛みを訴え棄権を表明している。