ロレックスランク（女子世界ランク）No.1のロレーナ・オチョア（メキシコ）が、米女子ツアー開幕前に「結婚後もゴルフは続けます！」と宣言。引退を危惧するマスコミに釘を刺した。

　先頃アエロメヒコの重役との婚約を発表したオチョア。今季初戦はシンガポールで行われるHSBC女子チャンピオンズになりそうだが、開幕に先立ち地元メキシコの報道陣との会見で「結婚後もプロゴルファーとしての活動は続ける」と語った。「あと4、5年はツアーに出続けます。彼（婚約者）も理解してくれているし、結婚したからと言って引退することは絶対にありません」（オチョア）。

　以前「30歳までプレーし続けるかどうかわからない」と早期の引退を示唆するような発言をしていただけに、結婚を機に「引退するのでは？」という憶測が流れたが、その噂を今回本人が全面否定したというわけだ。

　女子ゴルフ界はアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が「結婚し家族を作りたい」と昨季を最後に現役から退いたばかり。その上オチョアまで表舞台から去ってしまったら、一気に華を失うことに。それが回避されホッと胸をなで下ろす関係者も多い。「昔からビッグファミリーを作りたいと思っていたので、子供は多い方がいい」と言うオチョア。子育てに専念するまでには、まだ少し時間がかかりそうだ。