アンジェラ・パーク（ブラジル）が幼少期を過ごした母国ブラジルに錦を飾る。

　米女子ツアーの開幕は来月だが、それに先立ちLPGA非公式イベントがブラジルのリオデジャネイロで開催される。現地時間24日から2日間に渡り、LPGAツアー選手14名と地元のアマチュア1名を交えて行われるのが、新設されたHSBC LPGAブラジルカップ2009（イタンハングGC）だ。

　パークは一昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤー（新人賞）に輝き、昨季もエビアン・マスターズで2位タイに食い込むなど、何度も優勝争いを演じているが、未だ勝星は手にしていない。しかし非公式イベントにせよ優勝すれば来るべきシーズンに弾みがつく。今回は地元の大ギャラリーの前で勝利を狙っている。

　出場者はパークの他、メジャーチャンピオンのカレン・スタップルズ（英）、ツアー優勝経験のあるクリスティーナ・キム（米）、池恩熹（韓）、リタ・リンドレー（米）、カリン・コーク（スウェーデン）ら、人気と実力を兼ね備えた選手たちが顔を揃える。開催コースのイタンハングGCでLPGAのイベントが開催されるのはこれが初めてだが、00年に欧州男子ツアーのホストコースになったことがある。