大山志保が来季の米女子ツアー出場に向けて最高のスタートを切った。

　現地時間3日開幕の同ツアー、ファイナル・クォリファイング・トーナメント（フロリダ州デイトナビーチ、LPGAインターナショナル、チャンピオンズC＆レジェンズC）に挑んだ大山は、チャンピオンズC（C）をプレーした第1ラウンドを8アンダー64でフィニッシュ。出場139人中単独首位に立ち、06年国内女子ツアー賞金女王の実力を世界に示した。

　6アンダー66の2位には宮里美香（C）がつけており、04年日本女子アマ優勝の実力を十分に発揮している。注目のミッシェル・ウィー（米）はレジェンズC（L）を3アンダー69で回って6位タイ。もう1人の日本勢、佐伯三貴（L）は2オーバー74で72位タイと出遅れている。

　5日間90ホールで行われる今大会は、レジェンズ、チャンピオンズの両コースを2ラウンドずつプレー。72ホール終了時で70位タイまでに入れば、チャンピオンズCで行われる最終ラウンドに臨み、トップ20が来季のフル参戦権を手にすることができる。