アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が、ロレックスランキング（女子世界ランキング）3位へ転落して米女子ツアー最後の大会を終えた。

　今季限りで引退するアニカは、米女子ツアー最終戦ADT選手権で無念の予選落ち。欧州ツアーなどあと2試合に出場するものの、主戦場だった米女子ツアーで有終の美を飾ることは出来なかった。さらに24日発表の最新ランキングでは、2位の座を新鋭のヤニ・ツェン（台）に譲り渡すことになり、長い間トップの座を守った元女王としては残念な形となってしまった。

　日本勢は、1ランクアップした不動裕理の12位が最高位。2ランクアップの上田桃子が14位でこれに続いている。国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンで今季初優勝を果たした横峯さくらは、3ランクアップして27位。同大会で3位に食い込んだ宮里藍は、前週までと同じ37位だった。

　尚、同ランク1位はADT選手権で予選落ちを喫したロレーナ・オチョア（メキシコ）が堅守。オチョア、アニカらがふるわなかった同大会を制した申智愛（韓）は、6位のまま変わっていない。