スーザン・ピーターセン（ノルウェー）が、連覇での今季初Vを渇望している。

　米女子ツアーのアジアシリーズ第2戦は、現地時間31日開幕のハナバンク・コロン選手権2008（韓国、仁川、スカイ72GCオーシャンC）。ツアーの一大勢力である韓国勢に加え、地元韓国ツアーからも16人が参加し、それ以外の国から乗り込んだ面々と激突する。

　そんな中、誰よりも気合が入っているのが、ディフェンディング・チャンピオンのピーターセンだ。昨季は天候不順で2日間36ホールに短縮された今大会を含めて5勝。賞金ランク2位と躍進したが、今季は優勝争いこそしているものの、シーズン大詰めの今になっても勝ち星に恵まれていない。カパルアLPGAクラシック、グランド・チャイナ航空LPGAと2試合続けてトップ10入りと好調が続いているだけに、ここで勝利をつかみたいところだ。

　韓国勢は全米女子オープン優勝のインビー・パーク、全英女子オープン優勝の申智愛ら今季注目の選手はもちろん、殿堂入り選手の朴セリ、金美賢ら実力者も揃って外国勢を迎え撃つ。

　ピーターセン以外にも、前週優勝のヘレン・アルフレッドソン（スウェーデン）、ポーラ・クリーマー（米）、モーガン・プレセル（米）ら力のある選手と、アジアからはルーキーのシャンシャン・フェン（中）らが参戦。さらに、今大会に出場しないヤニ・ツェン（台）を追って、新人王タイトルを狙うナ・エン・チョイ（韓）も、母国での優勝を目論んでいる。尚、日本人選手は出場しない。