石川19位タイ、松山30位タイ H.メイハンがツアー6勝目
2014年8月25日(月)午前9:30
米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ初戦 ザ・バークレイズは現地時間24日、ニュージャージー州のリッジ・ウッドCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。16位タイで出た石川遼は1アンダー70で回り、通算6アンダー19位タイでフィニッシュした。松山英樹は通算4アンダーで前日と同じ30位タイ。ハンター・メイハン(米)が通算14アンダーで優勝している。
この日の石川は4番、5番で連続バーディを奪うと6番でボギー。折り返した11番で再びバーディ奪取に成功したが、13番パー5でティーショットをミスすると5オン、1パットのボギーを叩き、1アンダー70でホールアウトした。積極的に攻めた4日間だったが、ティーショットの精度の低さが目立った。この日のフェアウェイキープ率は42.86%。4日間を通じても同じく42.86%と正確性に欠いただけに、プレーオフ第2戦のドイツ銀行選手権(29?9月1日/マサチューセッツ州TPCボストン)までに修正が求められる。
松山は前半で2つスコアを伸ばしたが、後半の13番でボギーを叩き1アンダー70。通算4アンダーの30位タイで4日間の競技を終えた。前日に続きこの日もパットに苦戦。パーオンした時の平均パットが1.929と波に乗れないラウンドとなってしまった。
優勝は3位タイで出たメイハン。1番、5番をバーディとすると、11番、13番もバーディ。そして15番からは3連続バーディを奪取し一気に抜け出した。18番でボギーを叩いたが、6アンダー65をマークし通算14アンダー。2年ぶりのツアー通算6勝目を挙げ「大きな大会で勝つことができてうれしい。自信になる」と喜んだ。
スチュアート・アップルビー(豪)、ジェイソン・デイ(豪)、キャメロン・トリンガル(米)が通算12アンダーで2位タイ、マット・クーチャー(米)、アーニー・エルス(南ア)らが通算11アンダーで5位タイにつけた。前日首位タイのジム・フューリック(米)は通算10アンダーで単独8位に後退。フェデックスカップ・ポイントランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算5アンダー22位タイだった。