米女子ツアーのエビアン・マスターズで今季初優勝を飾った宮里藍が、米国時間25日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で6位に浮上した。

　昨年の一時はNo.1の座にあった宮里藍だったが、今季は序盤から不振が続きなかなか勝てずにいた。世界ランクもズルズルとダウンし、2年前に初優勝を果たしたエビアン・マスターズ前には、10位まで落ち込んでいた。だが、同大会では堂々としたゴルフで優勝を遂げ、再びライバルたちを脅かす存在感を示している。

　1位ヤニ・ツェン（台）、2位クリスティー・カー（米）以下、5位までの選手に変動はないが、宮里藍のランクアップにともないアン・ソンジュ（韓）が6位から8位に、ポーラ・クリーマー（米）が8位から9位に、カリー・ウェブ（豪）が9位から10位へとそれぞれ順位を落としている。また、エビアン・マスターズ単独2位に入ったステイシー・ルイス（米）は4ランクアップして11位へと順位を上げた。

　他の日本勢は、横峯さくらが2ランクダウンして19位、有村智恵が1ランクダウンして20位。一方で、エビアン・マスターズ3位タイと大健闘した佐伯三貴は5ランクアップして21位となり、また同大会9位タイの宮里美香も3ランクアップして22位となっている。