海外男子
相乗効果? S.オヘア&J.フューリック首位並走
2009年9月6日(日)午前9:57
予選ラウンドを同組でプレーしたショーン・オヘア(米)とジム・フューリック(米)の2人が首位タイに並んだ。
米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権がマサチューセッツ州ノートンのTPCボストンを舞台に現地時間の5日、第2ラウンドの競技を終了。この日7アンダー64をマークしたオヘアが、前日トップタイのフューリックに並び、通算12アンダーでトーナメントをリードした。
2打差の3位タイには、やはりオヘア、フューリックと同組だったレティーフ・グーセン(南ア)と、9アンダー62と爆発したマーク・リーシュマン(豪)の2人。通算9アンダー5位タイにスコット・バープランク(米)、ジャスティン・レナード(米)、マイク・ウィアー(カナダ)らが続く展開。
初日出遅れたフェデックスカップポイントランク1位のタイガー・ウッズ(米)は4アンダー67と盛り返したが、通算5アンダーは28位タイ止まり。ディフェンディング・チャンピオンのビジェイ・シン(フィジー)もフィル・ミケルソン(米)らと同じ通算3アンダー43位タイに低迷している。
今大会は予選ラウンドの組み合わせが、フェデックスカップのポイントランク順。そのため現在16位のオヘア、17位のグーセン、18位のフューリックが同組でプレーし、3人ともが優勝戦線を賑わすことに。「相乗効果? あったかもしれないね。後半スコアを伸ばせて良かったけれど、前半バーディが獲れずもたついていたときには、自分がまるで『80』くらい叩いている気になった。3人で2日間トータル34アンダー。これは凄いことだよね」と3位タイにつけたグーセン。
首位タイに浮上したオヘアはシーズン中盤、練習のし過ぎで腕を痛めここのところ息を潜めていたが、体が回復したことで「どんどんスイングが良くなっている。しかも今週はパターが冴えている。先週はポアナグリーンで表面がデコボコだったけれど、今週はベントで転がりがスムーズ。凄くやりやすい」と噛み合ったプレーに声を弾ませた。残り2日、このまま行けばスコアの伸ばし合いが続くことになりそうだ。
一方、日本勢唯一出場の今田竜二がこの日踏ん張った。初日89位タイと大きく出遅れ予選突破に黄信号が灯ったが、この日は出だしの2連続バーディで波に乗ると、4番から4連続バーディを奪う猛攻でハーフ6アンダー30の大会記録(ハーフの最少ストローク記録)タイの快挙。後半に入ると得意のパットが決まらず1つスコアを落としたが、5アンダー66で回り通算2アンダー。順位を55位タイまで上げ、無事予選をクリアした。
次週のBMW選手権には、今大会終了時点でフェデックスカップポイントランク70位以内に入らなければならない。現在同ランク99位と崖っぷちの今田は決勝ラウンドでさらなる上位進出を目指す。
米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権がマサチューセッツ州ノートンのTPCボストンを舞台に現地時間の5日、第2ラウンドの競技を終了。この日7アンダー64をマークしたオヘアが、前日トップタイのフューリックに並び、通算12アンダーでトーナメントをリードした。
2打差の3位タイには、やはりオヘア、フューリックと同組だったレティーフ・グーセン(南ア)と、9アンダー62と爆発したマーク・リーシュマン(豪)の2人。通算9アンダー5位タイにスコット・バープランク(米)、ジャスティン・レナード(米)、マイク・ウィアー(カナダ)らが続く展開。
初日出遅れたフェデックスカップポイントランク1位のタイガー・ウッズ(米)は4アンダー67と盛り返したが、通算5アンダーは28位タイ止まり。ディフェンディング・チャンピオンのビジェイ・シン(フィジー)もフィル・ミケルソン(米)らと同じ通算3アンダー43位タイに低迷している。
今大会は予選ラウンドの組み合わせが、フェデックスカップのポイントランク順。そのため現在16位のオヘア、17位のグーセン、18位のフューリックが同組でプレーし、3人ともが優勝戦線を賑わすことに。「相乗効果? あったかもしれないね。後半スコアを伸ばせて良かったけれど、前半バーディが獲れずもたついていたときには、自分がまるで『80』くらい叩いている気になった。3人で2日間トータル34アンダー。これは凄いことだよね」と3位タイにつけたグーセン。
首位タイに浮上したオヘアはシーズン中盤、練習のし過ぎで腕を痛めここのところ息を潜めていたが、体が回復したことで「どんどんスイングが良くなっている。しかも今週はパターが冴えている。先週はポアナグリーンで表面がデコボコだったけれど、今週はベントで転がりがスムーズ。凄くやりやすい」と噛み合ったプレーに声を弾ませた。残り2日、このまま行けばスコアの伸ばし合いが続くことになりそうだ。
一方、日本勢唯一出場の今田竜二がこの日踏ん張った。初日89位タイと大きく出遅れ予選突破に黄信号が灯ったが、この日は出だしの2連続バーディで波に乗ると、4番から4連続バーディを奪う猛攻でハーフ6アンダー30の大会記録(ハーフの最少ストローク記録)タイの快挙。後半に入ると得意のパットが決まらず1つスコアを落としたが、5アンダー66で回り通算2アンダー。順位を55位タイまで上げ、無事予選をクリアした。
次週のBMW選手権には、今大会終了時点でフェデックスカップポイントランク70位以内に入らなければならない。現在同ランク99位と崖っぷちの今田は決勝ラウンドでさらなる上位進出を目指す。








