国内女子ツアーで初優勝を飾ったばかりの笠りつ子が、米国時間29日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で102位から61位へと大きく躍進した。

　何度か優勝争いを繰り広げながら勝てずにいた笠だが、激戦となったニトリレディスゴルフトーナメント最終日に表純子を逆転。最後まで攻撃的なゴルフで、プロ転向から5年での初優勝にこぎつけた。

　1位ヤニ・ツェン（台）、2位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、3位クリスティー・カー（米）の上位陣に変動はない。また、米女子ツアーのCNカナディアン女子オープンで完全優勝を狙いながら、最終日に自滅して16位タイに終わった宮里藍も7位と変わらない。

　また、同大会優勝のブリタニー・リンシコム（米）が、5ランクアップして10位に浮上。2位タイのミッシェル・ウィー（米）も、2ランクアップして12位となっている。

　その他の日本勢は有村智恵が16位のままで、横峯さくらが2ランクダウンして20位。佐伯三貴は21位、宮里美香は22位といずれも前週までと同じ位置をキープしている。