米国時間20日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で、宮里藍が世界No.1の座を守り続けている。

　女王ロレーナ・オチョア（メキシコ）の現役引退後、毎週目まぐるしく順位が変動していた同ランキングだが、ここにきて宮里が5週連続で首位をキープ。先月のセーフウェイ・クラシック（8月20?22日）で今季5勝目を挙げNo.1の座について以降、米女子ツアーではCNカナディアン女子オープン（8月26?29日）で15位タイ、P＆G NWアーカンソー選手権（9月10?12日）で9位タイと安定した成績を残している結果だ。なお、オチョア引退後のNo.1キープ最長記録は申智愛（韓）の7週間となっている。

　宮里に続く顔触れは、前週地元韓国のメジャー大会で優勝を飾った申が2位に浮上。クリスティー・カー（米）が3位へ後退し、今季メジャー2勝のヤニ・ツェン（台）が4位で続いている。以下、トップ10に変動なし。

　日本勢では、国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックで連覇を逃した横峯さくらが前週と変わらず16位。有村智恵も変わらず19位と、トップ20内に日本選手3人が入っている。その他、東海クラシックで4位タイの好成績を収めた上田桃子が3つ順位を上げ35位。前週10ランクアップした宮里美香は試合の出場がなく、40位のままとなった。