国内ツアー、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで1年7か月ぶりの優勝を果たした不動裕理が、米国時間24日発表のロレックスランキング（女子ゴルフ世界ランキング）で38位から26位に浮上した。

　かつて日本ツアー6年連続賞金女王の座に輝き、史上最年少の27歳285日で永久シード権を獲得するなど絶対的な強さを誇った不動だったが、08年10月の富士通レディスを最後に優勝から遠ざかっていた。前週のフンドーキンレディスでも、首位で最終日を迎えながら横峯さくらに逆転を許した。そうした苦しい中での復活優勝で、ロレックスランキングも12ランクアップとなった。

　上位陣の顔ぶれは、1位申智愛（韓）、2位宮里藍、3位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）で変動なし。日本勢は、横峯が14位、有村智恵が16位で前週までと変わらないが、諸見里しのぶは22位、上田桃子は29位にそれぞれ後退している。

　また、米女子ツアーのサイベース・マッチプレー選手権でツアー初優勝の大金星を挙げたヨー・スヨン（韓）が、40位から20位へと躍進した。