大逆転で米男子ツアー、フェデックスカップ王者となったビル・ハース（米）が、米国時間26日発表の最新世界ランキングで45位から20位に躍進した。

　ハースは同ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、フェデックスカップのポイントランキング30位までというザ・ツアー選手権の出場権を、25位で辛うじて手にして参戦。ハンター・メイハン（米）とのプレーオフでの激戦を制して、大逆転で年間王者となり1,000万ドル（約7億6,000万円）を獲得した。世界ランクにもこれが反映された格好だ。

　また、ハースに敗れたメイハンも5ランクアップして18位に浮上している。

　1位ルーク・ドナルド（英）、2位リー・ウェストウッド（英）、3位ローリー・マキロイ（北アイルランド）のトップ3に変動はないが、スティーブ・ストリッカー（米）が5位から4位となり、ダスティン・ジョンソン（米）が6位から5位に後退している。

　日本勢では国内男子ツアー、アジアパシフィック パナソニックオープンで4打差を逆転し優勝を飾った平塚哲二が、99位から78位にジャンプアップ。石川遼は同大会28位タイだったが、1ランクアップして46位となっている。

　なお、かつての世界ランキングNo.1タイガー・ウッズ（米）は、49位から50位に後退している。