予選突破どころかビリから2番目に終わったデレク・ラメリー（米）が、起死回生の一発でビッグな副賞をゲットした。

　現地時間19日に行われた米男子ツアーのレギュラーツアー最終戦、ウィンダム選手権（ノースカロライナ州、セッジフィールドCC）第2ラウンド。各選手ともフェデックスカップのプレーオフシリーズ進出を懸け目の色を変えて上位進出を狙っているが、ポイントレースとは無縁の男が一躍時の人となった。

　第2ラウンドの16番パー3。ラメリーが放ったティーショットがカップに吸い込まれホールインワンを達成。そのホールには大会を主催する高級ホテル＆リゾートグループ、ウィンダム社から生涯有効なメンバーシップが贈与される副賞が設定されており、ラメリーは今後世界各国のクラブ・ウィンダム・リゾートに泊まり放題という極上の権利を手に入れた。

　エースを達成した一方で、スコアの方は1エース、3ボギー、3ダブルボギーの7オーバー77と大乱調。通算7オーバーで出場選手中最下位から2番目の152位タイに終わったが、31歳のラメリーは思わぬ副賞ゲットに笑いが止まらなかった。ちなみに、帯同キャディにもクラブ・ウィンダム・リゾートの1週間分の宿泊券が贈られたという。