米男子ツアーの今季メジャー第2戦、、全米オープンで22歳にして完全優勝を飾ったローリー・マキロイ（北アイルランド）が、米国時間20日発表の最新世界ランキングで4位にジャンプアップした。

　全米オープンでは大会初日から首位に立ち、2位に8打差の通算16アンダーという大会新記録で勝利したマキロイの躍進により、トップ4はすべて欧州勢が独占。1位ルーク・ドナルド（英）、2位リー・ウェストウッド（英）、3位マーティン・カイマー（独）の上位3人の順位は変わらないが、ここにマキロイも加わりさらに激しいNo.1争いが繰り広げられることになりそうだ。

　なお、米国勢でもっとも上位にいるのは、前週から1ランクダウンして5位のスティーブ・ストリッカー（米）で、タイガー・ウッズ（米）は、2ランクダウンして17位まで転落している。

　また、マキロイには遠く及ばなかったものの、マスターズに続いてメジャー2試合連続2位に食い込んだジェイソン・デイ（豪）が、18位から9位へと浮上した。

　日本勢は、全米オープン最終日にようやくアンダーパーが出て30位タイに入った石川遼が53位を維持。同大会に出られなかったものの池田勇太が1ランクアップして62位、予選落ちした藤田寛之が1つ順位を落として70位にいる。

　また、日本での最終予選から全米オープンに出場して、予選を突破したものの68位タイに終わった久保谷健一は、3ランクアップの225位となっている。