石川10位タイ、松山13位タイ好発進! R.マキロイ出遅れ
2014年8月22日(金)午前8:37
米男子ツアー、フェデックスカッププレーオフシリーズ初戦のザ・バークレイズは現地時間21日、ニュージャージー州のリッジ・ウッドCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ボ・バン・ペルト(米)が6アンダー65で単独トップに立つ中、石川遼が4アンダー67で10位タイ、松山英樹が3アンダー68で13位タイにつけた。
石川と松山の日本勢が快調な滑り出しを見せた。レギュラーシーズンのフェデックスカップ・ポイント75位でこの大会を迎えた石川(インスタート)は13番でバーディを奪うと、後半に入って2番から4連続バーディを奪う猛攻。7番で唯一のボギーを叩いたが、トップと2打差の好位置で初日を終えた。
「ドライバーが左右に散らばってひどかったです」と言うように、この日のフェアウェイキープ率は50%。しかし曲がり過ぎたことで良いライから2打目を打つことができ、バーディチャンスにつなげた。4連続バーディ中の3つ目となる4番ではティーショットを大きく右に曲げたが、残り185ヤードのセカンドショットを約5メートルにナイスオン。荒れたティーショットをセカンドショットとパターでしのぎ好スコアにつなげた。
また、同ランク22位で参戦した松山は4バーディ、1ボギーの内容。石川同様にティーショットで苦戦したが、パーオン率77.8%としっかり2打目をグリーンに乗せてスコアメイクした。松山はランキング、そして実力的にも最終戦出場を期待されている。残り3日間も安定したゴルフでしっかりポイントを稼ぎたいところだ。
その他上位陣は、5アンダー66の2位タイにハンター・メイハン(米)、ジム・フューリック(米)、ポール・ケイシー(英)ら8人が並んだ。リッキー・ファウラー(米)は松山、バッバ・ワトソン(米)、ジャスティン・ローズ(英)、マット・クーチャー(米)と同じ13位タイ。昨季大会覇者のアダム・スコット(豪)は2アンダー69で32位タイからのスタートとなった。
一方、全英オープン、WGC-ブリヂストン招待、全米プロゴルフ選手権と出場3連勝中のローリー・マキロイ(北アイルランド)は2バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの3オーバー74で102位タイと大きく出遅れている。