世界のレフティ、フィル・ミケルソン（米）が世界ランク4位に転落した。

　ミケルソンは09年に入ってまだ試合に出場していないが、その間に欧州勢が大暴れ。昨季の全英オープン、全米プロゴルフ選手権で連勝したパドレイ・ハリントン（アイルランド）が、米国時間19日発表の最新ランキングで3位にランクアップし、そのあおりを受けたミケルソンが4位へ後退した。

　また、米ツアーフルフィールド初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイで優勝を飾ったザック・ジョンソン（米）は、17ランクアップして27位へ浮上し、欧州ツアーのアブダビ・ゴルフ選手権で優勝したポール・ケイシー（英）は、20人以上をゴボウ抜きにして21位に躍進。南アフリカのサンシャインツアー、アフリカ・オープンを制したレティーフ・グーセン（南ア）は、9ランクアップして40位となっている。

　日本勢は片山晋呉が3ランクダウンの34位、高校生プロの石川遼は前週と同じ60位をキープし、今田竜二は1つ順位を落として65位。ソニー・オープンで12位タイに終わった丸山茂樹は、255位から233位へランクアップしている。

　尚、1位タイガー・ウッズ（米）、2位セルヒオ・ガルシア（スペイン）の上位2人は前週と変わらない。