ハワイでの決戦で日本勢が明暗を分けた。

　現地時間16日に行われた米男子ツアーのフルフィールドによる初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイ（ハワイ州オアフ島、ワイアラエCC）第2ラウンド。依然好調の丸山茂樹が3位タイにつけ、この日5アンダー65をマークした谷原秀人が79位タイから一気に16位タイまで順位を上げたが、8人出場している日本勢のうち3人が予選を突破出来なかった。

　谷原と同じ79位タイからスタートした岩田寛は、同門（江連忠コーチ）の上田桃子の応援を受けたが、2バーディ、3ボギーの1オーバー71とスコアを伸ばせず、カットラインに2打及ばず予選落ち。今回もまた昨年のQスクールで敗北したリベンジを果たすことは出来なかった。甲斐慎太郎も岩田と同じ72-71の通算3オーバーで決勝ラウンド進出ならず。初日からエンジンがかからなかった近藤共弘は通算5オーバーで涙をのんだ。

　一方、予選会から勝ち上がった無名の高山準平は4バーディ、3ボギーの1アンダー69にスコアをまとめ、通算イーブンパー50位タイと健闘。矢野東と今田竜二は通算1オーバーで、カットラインぎりぎりの63位タイと、かろうじて予選だけはクリアした。

　決勝ラウンドでも強風の難コンディションが予想されており、3日目のムービングデーでは日本勢の順位の変動が気になるところだ。