元世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ（米）が、ジャック・ニクラウス（米）に電話をかけていたことがわかった。

　ニクラウスがホストを務める今週のザ・メモリアル・トーナメント（6月2?5日／オハイオ州、ミュアフィールド・ビレッジGC）に左足故障のため出場できないことを詫びるためのものだと思われるが、ニクラウスは逆に元気づけたようだ。

「タイガーにはこれまでに何度となく言ってきたことと、同じことを話したよ。『タイガー、誰だって自分の記録を破られたくはないよ。でも、君が健康じゃなくていいプレーをできないのは嫌なんだ。元気になっていいプレーをしてくれよ。それで僕の記録を破ってくれるのならいいだろう。その時は祝福するよ』とね」。偉大なる帝王のこの言葉を、スキャンダルと故障で苦しむタイガーにはどのように響いたのだろうか。