欧州男子
S.ブラジルが18番のバーディで優勝 R.カブレラ-ベロを振り切る
2016年12月12日(月)午前9:45
欧州、アジアン両ツアー共催のUBS香港オープンは現地時間11日、香港の香港GCで最終ラウンドの競技を終了。サム・ブラジル(豪)が2アンダー68でラウンドし、通算13アンダーでツアー初優勝を手にした。
前日に「67」をマークして首位に追いついたブラジルは、この日の前半こそ6番、9番でボギーを叩き2オーバーと苦戦。しかし、サンデーバックナインに入り11番から3連続バーディを奪って息を吹き返すと、トップタイで迎えた最終18番で2.4メートルのバーディパットを沈めて勝利を手にした。
一方、同じくトップタイから出たラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)は3番でバーディが先行するも、7番でボギー、8番でダブルボギーを喫し、フロントナインは2オーバー。一時トップとは2打差がつき16番から連続バーディを奪って並び返したものの、18番はパーとして通算12アンダー単独2位となっている。
その他上位は、通算11アンダー3位タイにアンドリュー・ドット(豪)とトミー・フリートウッド(英)。世界ランキング15位のジャスティン・ローズ(英)は通算2アンダー36位タイとなっている。また、同8位のパトリック・リード(米)は通算1アンダー43位タイで4日間を終えている。