自らの18歳の誕生日をツアー優勝で祝ったマッテオ・マナッセロ（伊）が、米国時間18日発表の最新世界ランキングで24人をゴボウ抜き。57位から33位へとジャンプアップした。

　マナッセロは、欧州アジア両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープン最終日に4アンダー68でプレーし、54ホール終了時点でトップに立っていたローリー・マキロイ（北アイルランド）を逆転。昨年スペインでツアー最年少Vを飾って以来の2勝目を挙げている。

　ランキング上位陣は、1位マーティン・カイマー（独）、2位リー・ウェストウッド（英）、3位ルーク・ドナルド（英）、4位フィル・ミケルソン（米）に変動はないが、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）とタイガー・ウッズ（米）が入れ替わり、それぞれ5位、6位となった。また、マナッセロに敗れたものの、マスターズに続いて優勝争いを演じたマキロイは9位から7位へランクアップ。このあおりを受けてポール・ケイシー（英）が8位、スティーブ・ストリッカー（米）が9位とそれぞれ1つずつ順位を落としている。

　日本勢は、石川遼が1ランクアップして45位となったが、池田勇太は1ランクダウンして55位。日本ツアー開幕戦東建ホームメイトカップで優勝した高山忠洋は、78ランクアップして131位となった。