先週行なわれた米男子ツアーのウェルズファーゴ選手権で、09年の全米オープン以来約2年ぶりの優勝を飾ったルーカス・グローバー（米）が、米国時間9日発表の最新世界ランキングで61人をゴボウ抜き。49位に大躍進を遂げ、トップ50入りを果たした。

　1位リー・ウェストウッド（英）、2位マーティン・カイマー（独）、3位ルーク・ドナルド（英）ら上位陣に変動はないが、ポール・ケイシー（英）が1つ順位を上げて7位になったことで、かつてのNo.1であるタイガー・ウッズ（米）は8位に後退している。

　また、5月7日に他界したセベ・バレステロス（スペイン）が過去3勝している欧州ツアーのオープン・デ・エスパーニャで優勝したトーマス・エイケン（南ア）は、104位から73位へと大きく順位を上げた。

　日本勢は、石川遼が44位から50位、池田勇太は55位から63位、藤田寛之も63位から67位へとランクダウン。谷口徹と平塚哲二も3つずつ順位を落とし、それぞれ85位、88位となっている。