タイガー・ウッズ（米）がついにエリン夫人と正式に離婚することを発表した。

　昨年11月末、フロリダの自宅近くでタイガーが立ち木に激突する交通事故を起こしたことで夫婦の不仲が発覚。その後、次々と関係を持ったという女性が登場したタイガーは、4月のマスターズまで戦線離脱を余儀なくされていた。そのため復活に時間がかかり、今季はメジャーどころかツアー優勝すらできずに秋を迎えようとしている。

　その裏で進行していたのが完全に関係が破綻した夫婦の離婚への話し合いだった。2人の子供がいる上に、タイガーは莫大な資産を持っている。しかし米国時間23日、ついに2人はウェブサイトで共同声明を発表。「我々の結婚が終わってしまったのは悲しいことだが、お互いの素晴らしい未来を望んでいる」という内容のもので、これ以上のコメントはないことが明らかにされている。

　ツアー仲間のイエスパー・パーネビック（スウェーデン）が、同国出身のエリンさんをベビーシッターとして雇ったことが元になって2人は知り合い、2004年10月に結婚。かわいい子供たちにも恵まれたが、幸せな日々は長くは続かなかった。

　ともあれ、プライベートのゴタゴタが一段落したことで、タイガーがゴルフに集中することができれば、残りのシーズンに期待できるかもしれない。次の戦いは26日開幕のプレーオフシリーズ初戦、ザ・バークレイズ（ニュージャージー州、リッジ・ウッドCC）となっている。