米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープンで、4年ぶりのツアー優勝に歓喜したアーロン・バデリー（豪）が、米国時間21日発表の最新世界ランキングで224位から73位へと大きく躍進した。

　一時はゴルフ界の将来を担う男として期待されたバデリーだったが、その後スランプに陥ってしまう。しかし、そこから這い上がり米男子ツアー、ノーザン・トラスト・オープンで見事に復活を果たした。

　上位陣では1位リー・ウェストウッド（英）、2位マーティン・カイマー（独）、3位タイガー・ウッズ（米）に変動はない。

　また、シニア目前の48歳となったばかりのビジェイ・シン（フィジー）もノーザン・トラスト・オープンで2位と踏ん張り、82位から49位へと急浮上。かつてのNo.1の意地を見せている。

　日本勢は、石川遼が1ランクアップの39位、池田勇太が2ランクダウンして44位、藤田寛之が前週までと同じ50位だった。

　その他、欧州、アジア、インドの3ツアーが共催するアバンサ・マスターズで逆転優勝を飾ったS.S.P.チョウラシア（インド）が、229人抜きを演じて268位となっている。