復活優勝を目指していたタイガー・ウッズ（米）が、悪態をさらしてしまった。

　欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシックに出場したタイガーは、首位に1打差の4位タイで最終日をスタート。しかし、追い上げるどころかスコアを落として20位タイで大会を終え、優勝どころかトップ10フィニッシュすら逃した。

　確かにフラストレーションのたまるラウンドだったに違いない。それでも、ボギーを叩いた12番のグリーン上でツバを吐いたのはまずかった。欧州ツアーはこの行為に対し「あの出来事についてはトーナメントディレクターのマイク・スチュワートが調査し、ツアー規定違反だと思われるので、タイガー・ウッズに罰金を課すことになるだろう」と声明を出した。するとタイガーは試合翌日に「欧州ツアーは正しい。あんなことをしないほうがよかった。何も考えていなかった。申し訳ない」と、自身のツイッターで謝罪している。

　米男子ツアーは選手が罰則を受けたかどうかを公表していないため、これまでのタイガーがどれほど罰金を払ったかは定かではない。だが、ミスショットの後に悪態をつくことの多いタイガーは、最も罰金を受けている選手の一人とも噂されている。

　いずれにしても、復活優勝を逃したばかりか、タイガーのドバイ遠征は悪いイメージだけを残しては終わってしまった。