欧州男子
R.カブレラ-ベロ、S.ブラジルと首位を分け合う
2016年12月11日(日)午前9:36
欧州、アジアン両ツアー共催のUBS香港オープンは現地時間10日、香港の香港GCで第3ラウンドの競技を終了。ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)がサム・ブラジル(豪)とともに通算11アンダーで首位タイに立っている。
後続と3打差をつけてスタートしたカブレラ-ベロは、前半に3つのバーディを奪うものの4ボギーとスコアを落とす。さらに14番ではダブルボギーを叩き、一時はトップを譲ったが、15番、17番のバーディでリーダーボード最上段に再浮上。トータル6バーディ、4ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー70と出入りの激しいゴルフに「今日のスコアカードは虹みたい」と語った。
一方独走するカブレラ-ベロを追いかけたいブラジルは、1番からボギーを喫するも、その後4バーディを奪取。通算11アンダーの首位タイでツアー初優勝に向け好位置につける。2打差の9アンダー単独3位には1イーグルを含む3アンダー67で回ったトミー・フリートウッド(英)が入った。
そのほか、昨季マスターズ覇者のダニー・ウィレット(英)は「71」とスコアを落とし、前日の3位から通算5アンダーの14位タイに急降下。リオデジャネイロ五輪金メダリストのジャスティン・ローズ(英)は1アンダー47位タイ、世界ランキング8位のパトリック・リード(米)は通算イーブンパーの55位タイと下位に沈む。