欧米両ツアーの勝者が、現地時間23日開幕のWGC今季初戦、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権（アリゾナ州、ザ・リッツ-カールトンGC）の出場権をほぼ確定させた。

　米国時間7日に最新の世界ランキングが発表され、米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンで、プレーオフまでもつれ込んだ激戦を制して今季ツアー2勝目を飾ったマーク・ウィルソン（米）が、91位から51位に躍進。また欧州ツアー、コマーシャル・バンク・カタール・マスターズ優勝のトーマス・ビヨーン（デンマーク）が、134位から60位へと大幅にランクアップした。

　WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権の出場権は、大会前週の月曜日（現地時間14日）の世界ランクトップ64位まで。つまり、今週末に行われる大会がラストチャンスとあって、ビッグイベントへの出場権争いも激しさを増している。

　なお上位陣は、リー・ウェストウッド（英）が15週目の1位。マーティン・カイマー（独）が2位、タイガー・ウッズ（米）が3位と変わらず。

　日本勢は、石川遼、池田勇太がそれぞれ2ランクダウンして39位と42位で、藤田寛之は50位をキープしている。