ローリー・マッキルロイ（北アイルランド）が、米国時間3日発表の最新世界ランキングで、4人抜きを演じた。米男子ツアーのクエールハロー選手権最終日に10アンダー62をたたき出し、米ツアー初優勝を飾ったマッキルロイは、前週の13位から9位に急浮上。さらに上位をうかがう勢いを見せている。

　一方、まさかの予選落ちを喫したタイガー・ウッズ（米）は、No.2のフィル・ミケルソン（米）がマッキルロイに4打差の2位に終わったことで、かろうじてNo.1の座をキープした。しかし、次週のザ・プレーヤーズ選手権でミケルソンが優勝し、タイガーが6位以下に終わればランキングは逆転。王座陥落のピンチは続いている。

　そして、国内ツアーの中日クラウンズで世界記録の58をたたき出して大逆転優勝を飾った石川遼は、9ランクアップして日本人最高の38位に躍進した。池田勇太は、石川に抜かれて1ランクダウンし39位。

　また母国のナショナルオープンでもある欧州ツアー、オープン・デ・エスパーニャに優勝したアルバロ・キロス（スペイン）が、4ランクアップして31位となっている。